一緒にいると心地いいとか
一緒にいると安心するとか
今まで誰にもいわれたことがない言葉ばかりを聞かされると
混乱してしまう

でもうれしいんだ

私と一緒にいると幸せな気分になれる
そういわれることができたなら
私はその場で死んでしまってもいい

私の指輪を悲しい目で見ていた
そして腕の傷をそっと隠してくれた

私の左手はいろいろなものを背負っている
そんな左手さえもあなたは受け入れてくれる

無条件でその腕の中に囲ってくれる人を
ずっとさがしていた
その腕の中で息が止まるほど強く抱きしめてくれる人を
ずっとさがしていた

やっと見つけたその人は
遠い海の向こうにいる

あなたの涙は私の息を止める
あなたのそばにいたいと心から願った
すべては自分が引き起こしたこと
そばにいられない理由は私が作った
そばにいられる日が来るのを待っていてほしいと
そんな自分勝手なことを考えてしまう

もう一度・・・抱きしめておけばよかった

さすがアメリカの薬・・・副作用が尋常じゃない
今日処方された抗鬱剤

あまりの気分の悪さに悲鳴をあげてあなたを呼び出した
途中で落ちてごめんなさい

それにしても・・・気分が悪い
副作用のきつさと鬱のつらさと天秤にかけたら
鬱のほうをとりたくなるほど気分が悪い

あなたと約束していたからずっと切っていなかった

でも今日はどうしても耐えられなくなって
カッターナイフとカミソリで切っちゃった〜左腕

切らないと自分が自分でなくなりそうで
切ってるときは何もかも全部忘れていられるし

どうしようもない私
よくわかっています

自分の血が温かいなぁって思った

自分でも知らないうちにかなり落ちているらしい

こんなにたくさん優しいことばをかけてもらっているのに
置いていかれているような気がして怖い

自分が何もできないから
最後には置いていかれるんだろうなという悲しい予感


私はやっぱり存在自体が間違っているのだろう
存在を消してしまってもいいですか？

誰にでも優しいあなたを見るのが今はつらい

誰にでも優しいのはあなたのいいところだとわかっているけれど

自分が本当に特別なのかわからなくなる

何も感じない
何も考えない
そんな風にしていれば傷つかない

だから私は凍りつく

いかん・・・そろそろ・・・限界かも・・・

このところずっと浮き沈みが激しすぎて自分でもうコントロールできない
そんな状態であなたにすがりつくのは間違っていると思うけど
ほかに頼る人がいない

些細なきっかけで落ち始める
一度落ち始めると加速度がついていくみたいでどこまでも果てしなく落ちていく

そんな自分をあなたに押し付けるのはやはり間違っていると思う

少しだけ進歩
誰も信じられなかった私が踏み出した小さな一歩
あなたが手を貸してくれたから
こうやって少しずつ前に向かって歩いていけたら
いつか私にも明るい日が来るのだろうか？

元はといえば自分がすべてを引き起こしたわけで
それなのに周りの人を責めたりして
私は最低だ

薬を盛大にのんでいたら見つかってしまった〜昨日

あんまり不安だったから安定剤からはじめたんだけど
1シートほどのんだところで頭が痛いような気がしたので
鎮痛剤に切り替え
医者から処方されたイブプロフェンとあともう1種類
イブプロフェンなんか一錠に日本の市販の5倍くらいの含有量がある超強力痛み止め

いくつくらいのんだのかなぁ・・・
90錠入りのびんで処方されていたから
かなりのんだような気がするけど・・・

見つかってしまってそのまま倒れた
あとのことはよく覚えていない

私が追い詰めたのだから
私があなたをそこまで追い詰めたのだから
仕方がないこと

あなたも結局同じ・・・逃げていく
今までも同じような場面はあったけど
それを認めるのがイヤで否定してきたけど
今回よくわかった

それでもあなたは私を好きだという
どうして？
どうして？
わからないよ

あなたは自分に自信があるから必要がないことなのかもしれない

でも私は自信がないから
あなたがそばにいないから
少しでも近くに感じるためには
あなたに関する情報をたくさん集めて
そうしていないと不安で仕方がない

でもそれはあなたにとっては必要がないこと

それを無理に聞き出すことなんかできはしない

自分が思っていることを素直に口にするとあなたは痛がる
そんなあなたを見るのはいやだから
私は何もいえなくなる

痛がっても疎ましいと思ったり嫌ったりしないとあなたは言うけれど
痛みは本能に働きかけるものだから
痛みを与えるものに対して身構えるようになる

あなたが私に対して身構えるようになるのを見るのはつらい

私を見捨てて逃げることができないあなた

余裕がないときは余計な荷物を背負うことはない
見捨てて逃げてもいいのに
あなたは優しすぎてそれができない

いざとなったら私が逃げない限りあなたは私を背負いつづけるんだろう
私がいなくてもあなたの世界はきっと回りつづけるに違いない
だから・・・私が消えても・・・私のために泣かないで

自分の存在理由を見つけることができない
自分の存在理由さえあなたに依存している事実

私は私としてきちんと存在して
あなたと対等な位置に立って
一緒に歩いていきたいのに

あなたに寄りかかってしまってひとりでは歩けない
いつからこんな風になってしまったんだろう

何があるんだろう？
私が知りたいのはそういうことなんだけど
それを説明しようとするとうまくいかない

あなたの目を通した世界が見てみたい
あなたの感じたことを知りたい

でもそう願うことがあなたにとっては負担なのね


あなたからのメールが来ない
具合が悪いから寝かせておいて・・・と最後のメール
きっと具合が悪くて大変なんだ
私のことなんかかまっている余裕はないんだ

わかっている
わかっていても・・・私もとてもつらいの
助けて欲しいの
でもそんなこと言ったら負担になっちゃう
今のあなたに負担を増やすわけは行かない

私はやっぱり深い水の底で静かに凍り付いてしまったほうがいいのだろう